プレゼンテーション大会グランプリ大会を行いました!
プレゼンテーション大会は一年に一度、学生全員参加で行われ、ビジネスや社会貢献に関する作品やアイデアを発表します。
プレゼンテーション大会を通じて、学校で学んだIT・ビジネスの知識を活用して、創造力・提案力を育てることができます。
プレゼンテーション大会の流れは、まず学生全員がプレゼン動画を作成してエントリーします。
その中から推薦された作品がグランプリ大会にノミネートされます。
今年度グランプリ大会にノミネートされた作品は58作品。
そこから投票によって上位に入賞した作品はグランプリ大会で発表となります。
グランプリ大会は志木市民会館パルシティの大ホールで行われました。
・日本語本科
・制作部門(技術)
・制作部門(ビジネス)
・制作部門(社会的課題解決)
・プレゼン部門(ビジネス)
・プレゼン部門(社会的課題解決)
各部門、第1位~第3位が発表され、入賞した学生はステージで発表を行います。
様々な視点で素晴らしい作品・発表があり、今年は選ぶのが大変。僅差での優勝争いとなりました!
総合でトップ賞に輝いた3作品をご紹介します。
<桜・梅検出AI>
AIプロジェクト学科1年生 DINH QUANG KHAIさん
カイさんは日本の桜と梅の花を見分けたいという気持ちから、写真をAIに学習させ、識別をさせるための一連の流れと、その考察を発表しました。
とても丁寧な発表資料とプレゼンテーションで、「AIでできること」が他の学科の学生にもわかりやすく発表できていました。
カイさんはまだ1年生ですので、来年もっと研究を深めて、また素晴らしい発表をしてほしいと思います。
<YOLOさんと共にやろう>
IT・Web学科2年生 TRAN VU MINH KHUONGさん
2年生のクオンさんは卒業制作の作品を発表しました。
「一人で勉強するのはつまらない」、「一緒に勉強する友達がほしい」という気持ちから、YOLOさんというヴァーチャルな友達が部屋の中で自由に動いたり、勉強したり、くつろいだりする姿を見せてくれる作品を作りました。
クオンさんの発表からは、楽しんで作品を作っている様子が伝わってきました。
身の回りのニーズをITで解決する、そんな姿勢と技術が2年間でしっかり備わっていますね。
<ビジネスプラン:ミルクティー>
ビジネスデザイン学科2年生 RAI TRISHNAさん
ティリシャナさんはミルクティーの店舗経営を想定したビジネスプランについて発表を行いました。
ミッション、市場分析、サービスと製品のライン、マーケティングと販売、資金、財務予測という、経営を成功させるための計画がしっかりと発表できていました。
独自のプロモーションにも触れられていて、まさに創造力と学んだ知識を総合した発表になっていました。
プレゼンテーション大会を振り返って
紹介した作品の他にも、環境問題を調査したり、農業とAIについて分析したり、温度計のついたスマートスプーンを開発したり、Raspberry Piでドライブレコーダーを開発したり、ゲームを開発したり…本当に様々な作品がありました。
中央情報専門学校で同じ授業を受けていても、興味を持つことは人それぞれです。
自分の興味と向き合って、もっと楽しみたい、もっと良くしたいという視点が、独創的な良い作品を生み出していくのだと思いました。
また、コツコツ一人で作品を作り上げた学生もいれば、複数人のチームで共同作業をした学生もいました。チームで役割分担をして協力して作品を作り上げる面白さ、難しさについても振り返って発表することができていました。
この経験は社会に出てきっと役に立ちます。
学生全員が、参加したことに誇りを持ってほしいと思います。
最後に、イベント実行委員会のみなさん、運営お疲れ様でした!