浦和工業高校×中央情報専門学校!VRコンテンツ開発環境見学とVR特別授業に参加しました
7月10日に中央情報専門学校のIT・Web学科から有志の学生16名で浦和工業高校を見学させて頂きました。
浦和工業高校にはVRコンテンツ開発環境があり、2年生のチームが課外活動で映像編集に携わっているとのこと。
3年生になった時の課題研究に活かされる活動だそうです。
中央情報専門学校のコンピュータサイエンスの授業で入出力装置について学習をしますが、その先端的な事例を視察するのと、没入型VR体験の開発過程について学ぶことができるという事で、見学の機会をいただきました!
今回見学に行ったのは6名の日本人学生と10名の留学生。
浦和工業高校の菊地先生から開発環境について説明をいただき、VRゴーグルを装着したVR体験もさせて頂きました。
360度カメラや3Dプリンターといった装置に興味津々。
参加した学生は、そのレベルの高さに驚き、刺激を受けたよう。こんな感想が寄せられました!
「感動しました。自分の国の高校に比べて技術力や勉強のやり方が全く異なることがわかりました。」
「VR体験は映像も綺麗で手からビームも出せて、クオリティーが高く面白かったです。VRの部品や注意事項についても説明があり、勉強になりました。ドローンや360度カメラを使用した映像作品や、3DプリンターやCADを使用した作品作りなどカリキュラムが豊富で高校生のうちから学べる環境はとても素晴らしいと思いました。」
「部活動中の高校生の作品のレベルの高さに驚きました。カンブリア紀の海の生き物を立体的に作り、海の中を泳いでいる様子を360度VRで再現するとのことでした。パイソンではなく、C言語で作っているそうで、コードも見せてくれました。ここまで作れるのなら、卒業後すぐに就職できそうです。工業高校の魅力がよくわかりました。」
貴重な見学の機会をいただき、ありがとうございました!
そして、7月16日には浦和工業高校の菊地先生と、VRコンテンツ開発チームの高校2年生の3名が中央情報専門学校で特別授業を行ってくれました!
菊地先生にVRコンテンツ開発の概要についての講義をしていただき、360度カメラとVRゴーグルでどのように開発を行うのか学ぶことができました。
有志で来てくれた開発メンバーの高校生たち。
360度カメラも実際に見せていただきました!80万円相当だそうで、取り扱いは慎重に。
その後、実際に高校生のみなさんが開発した「牛舎で牛の乳しぼり~牛乳が製品として出荷されるまで」のシミュレーション映像をVRゴーグルで見せていただきました。
VRゴーグルをつけた途端、目の前に大きな牛がいるようで歓声が上がります。前後左右上下、どこを向いても景色が立体的に見えるのです。高校生の皆さんがナレーションを行ってくれるので、本物の工場見学さながらでした!
VRゴーグルを初めて使う当校の学生に優しく使い方を教えてくれました!
映像に合わせてナレーションをしてくれています。
高校生のみなさんは、部活や資格取得に取り組みながら、VRコンテンツ開発のプロジェクトも行っており、ショッピングモールでの体験デモなども行っているそうです。
まずはデモなどで披露する場があり、そこで使うコンテンツの内容を少人数のチームで計画し、分担をして360度カメラでの撮影、映像の編集、台本の作成などを行っていると言うのですから驚きです。高校で熱心な先生の指導を受けながら、立派なプロジェクトの経験できるというのは素晴らしいことです。
専門学校でも活動や授業の一環として取り入れていきたいヒントがたくさんありました!
浦和工業高校の皆さん、貴重な機会をいただき、ありがとうございます。