卒業生インタビュー<2020年卒業 張文佳さん>
2020年3月に中央情報専門学校のIT・Web学科を卒業し、IT企業に就職をした張 文佳さんにインタビュー。
卒業後のお仕事について、オンラインでお話を聞きました。
●卒業してから、仕事はどうですか?
― 最初の3ヵ月は会社の研修でした。内容はネットワークのCCNAかなと思っていたのですが、実際はプログラミングの勉強で、JavaやPHPをやりました。
その後2ヵ月間はネットワークの機器交換などの仕事のメンバーに選ばれ、朝早くから2つの現場で仕事をした後、もう一つ別の会社に行って仕事…という日々でした。先輩の車で移動中も勉強をしていました。
機器交換の仕事は重い機器を運んだりするので、体力も必要。先輩に助けてもらいました。
そして作業以外にも毎日報告をしたり、問合せを受けたりという仕事もありました。
この期間は忙しくて、毎日大変でした。そして、今は次の仕事が始まるまで待期期間です。家で会社のeラーニングを使って勉強するように言われています。この期間で集中的にCCNAの勉強をして、合格することができました!
今は英語の勉強を始めたばかりです。
●CCNAの資格に短期間で合格したのですね。すごい!
会社はどうですか?
― 会社の人はとても優しくしてくれます。同期入社が他に2人いますが、1人はプログラミングが得意です。もう一人はゲーム関係の勉強をしていたようです。皆それぞれ違う仕事を受けますし、今年はコロナの関係でなかなか交流がないのが残念ですね。今はコロナの関係で、次の仕事もなかなか決まりづらいです。でも待機期間にもしっかり基本給は支給されていますので、生活は安心です。この期間に勉強をしたいと思います。
●コロナ禍でのお仕事は苦労も多いですね。
就職してからもずっと勉強しているようですが、専門学校で勉強したことは、仕事にどう活きていますか?
― 私はネットワークに一番興味があって、中央情報専門学校でもネットワークを中心に勉強しました。それが自分の強みになっています。特に授業の中でシュミレーターを使って実際の作業を模擬的に体験しながら学習できたのが良かったです。
また在学中にITパスポート試験に合格できたのも良かったです。ITパスポート試験を持っていない人は、会社から試験を受けるように言われていますよ。
もちろんプログラミングもできると、仕事の幅が広がりますのでJavaの勉強も役立っています。
●学校での勉強が仕事に活かされていますね。
それでは、最後に、後輩へのアドバイスをお願いします!
- とにかく在学中にたくさん資格を取っておいた方がいいです。資格は就職活動に有利だと思いますが、それだけではありません。資格は仕事の幅を広げます。私は入社してからネットワークの機器交換の仕事をしましたが、これは体力を使う仕事で私には力不足のところもありました。今、CCNAの資格を取ったので、オフィスでできるネットワークの仕事も受けられるようになると思います。
仕事の幅を広げたり、より自分の好きな仕事に選ばれるためにも、資格はとても大事だと就職してから気づきました。なので私は仕事をしながら資格の勉強もしています。時間がある学生のうちに、ぜひ将来のために資格取得にチャレンジしてください。
●資格は就職してからも助けになるということですね。
張 文佳さん、ありがとうございました!これからも活躍を期待しています。
張 文佳さんは中央情報専門学校に入学するまでITは未経験。それでも在学中から資格取得に励み、立派に技術者として日本社会で活躍されている姿は後輩のみなさんの励みになると思います!