池袋防災館で防災体験をしてきました!
中央情報専門学校の学生が池袋防災館の防災体験ツアーに参加してきました!
昨年は能登半島が元日から地震に見舞われ、9月には豪雨でふたたび大きな被害を受けた年でした。
中央情報専門学校のある埼玉県は、災害が比較的少ないとはいえ、昨年は集中豪雨で道路が冠水するなど、日頃からの備えが大事と改めて感じました。
特に外国人留学生が日本で災害に遭ったときに、落ち着いて身を守れるようにするためには、適切な知識が必要です。
学校で避難訓練は実施していますが、もっと様々な災害に対応できるよう、防災館での体験ツアーに参加させていただくことにしました。
防災館で体験したのはこちら。
- 地震体験
- 煙体験
- VR防災体験
- 消火体験
他にも、救急体験なども実施しているそうです。
まずは、ツアーの説明を受けます。
そして、体験コーナーで、地震の揺れを体験してみました。
震度7の揺れを体験しています。これは東日本大震災の最大震度と同じです。テーブルの下で脚をつかんでいるのもやっとの様子でした。
つぎに煙体験。
順番に煙の部屋へはいり、低い姿勢を保ちながら、非常口のサインを頼りに避難します。
煙が蔓延した部屋では暗くて視界が悪くなります。そんな中で落ち着いた行動がとれるように、練習をしておくことが大切だと思いました。
つづいて、VRゴーグルを装着して、災害のシミュレーションができる体験です。
自宅で天ぷら調理中に出火したら……? 消火器がとっさに使えるでしょうか。焦って水をかけてしまったらどうなるでしょうか。
または、地震発生時にドアが開かなくなってしまったら……? 救助されるまで適切に行動できるでしょうか。
VRで臨場感を味わいながら、体験をすることができました。
消火器の使い方がわからないと大変なことになると実感できたところで、最後に消火器訓練です。
まずは大きな声で「火事だー!」と叫び、周囲に知らせます。
左の画面で声のボリュームを示してくれています。しっかり声が出ていますね。
消火器の栓を抜き、出火しているところに吹きかけます。無事に消火することができました!
あとで消火姿勢についてのフィードバックももらえました。
これで防災体験ツアーは終了です。
インストラクターの方のお話がわかりやすく、命を守るために大切なことを楽しみながら学べる体験となりました。
防災体験を受けた学生からは、このような感想がありました。
- 揺れで立っていられないほどの地震を初めて体験しました。実際に体験することで家の家具の固定や配置など見直す必要があると思いました。
- ツアーガイドの方が丁寧に解説してくださり、自分の地域でどのような災害が起きやすいのかを知ることができたのも大きな収穫です。普段何気なく過ごしている中で、防災意識を高めるきっかけになりました。
- 初めて使う消火器は少し緊張しましたが、正しい操作方法を身に付けることで、いざという時に冷静に対応できる自信がつきました。
池袋防災館の皆様、ありがとうございました!