日本語教育機関教職員対象の情報交換会を開催しました!
11月18日、中央情報専門学校を会場にして、日本語学校の先生×大学・専門学校の先生の情報交換会を開催しました!
有意義な会になるよう、主催の(株)さんぽうさんと綿密な打ち合わせをし、日本語学校の先生方にも、出展校の大学・専門学校の先生方にも喜んで帰っていただけるように計画をしました。
今、日本語学校の先生方は新学期が始まって忙しい時期ですが、たくさんの方が参加してくださいました。
午前の授業が終わってから参加していただけるよう、14時30分からの開始です。
入口に大きく案内を出して、お出迎えをしました!
せっかく中央情報専門学校に来ていただくので、第一部では当校の教員による講演を聞いていただきました。
講演をしたのはIT・Web学科の後藤先生。35年以上のエンジニア経験を活かしたITの授業はもちろん、教務次長としてカリキュラムの作成を行っている経験豊富な先生です。
講演のテーマは「留学生の進路決定に役立つ!日本語教師が知っておきたいIT業界の知識」です。日本語学校の先生が留学生に進路のアドバイスをしたくても、「IT業界のことがそもそもよくわからない…」というという悩みをよくお聞きします。
そんな日本語学校の先生方のお役に立つように、最新のIT業界の動向や、ITエンジニアの仕事内容、ITエンジニアの適性、進路選択のポイントなどを講演会でお話しました。IT業界の動きはとても速いので、2、3年前の情報はもう古くなってしまいます。なるべく最新の事例や数字を使ってご紹介できたかなと思います。
計算が得意だったり、理系出身の人じゃないとITに向いていないと思われがちですが、実はコミュニケーション能力や好奇心、論理的思考力、創造性、集中力、表現力、継続力が活かせるお仕事。そのため、文系出身のエンジニアも多いのですという説明にも「意外でした!」という反応を頂きました。
別室で準備されていた大学・専門学校の先生方からも講演を聞きたいというリクエストがありましたので、講演は同時配信をしてみました!
第二部では出展校の大学・専門学校の先生方と、日本語学校の先生方の交流会を行いました。
今回、なるべく全員の先生方がお話をできるように考え出したのが「フリーアドレス形式」です!
普段のフェアでは出展校毎に決められたブースがあり、日本語学校の先生方がブースに足を運ぶ形式がほとんどです。中には、「先生が全然来てくれなかった!」と残念な気持ちで終わるフェアもあります。
自由に歩き回って、自分から声を掛けられるので、たくさんの先生とお話ができる時間になりました。
また、じっくりお話したい場合は、用意したお席を使ってパンフレットを見ながら学校の説明もしていただけるようにしました。
大型ディスプレイには、事前に出展校に準備して頂いた学校PR動画を流していたのです。これも少しでも日本語学校の先生方に興味を持っていただくために工夫したことです。
ITについての講演を聞いて、後藤先生に質問したいという方のために、質問コーナーも設けました。足を運んでくださった先生もいたようで、良かったです!
今回初めての試みで、色々と至らないところもありましたが、積極的に参加していただけたお陰でとても有意義な会になりました。ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。
(スタッフとしてお手伝いしてくれた当校の留学生と薄井先生)
ぜひ、また実施したいと思いますので、その際はまたたくさんの方にご参加頂ければと思います。